2012年6月17日父の日。こうべイクメン大賞グランド・フィナーレ開催!

こうべイクメン大賞2012


矢田立郎 神戸市長

Q1.市長は子ども時代にどんな大人(こうべイクメン)に憧れましたか?

人から後指をさされない大人。


Q2.そんな大人を生み出すのに必要なことは何だと思われますか?

親や知り合いの言葉や態度。
子どもは親の背中を見て育つ。


Q3.そのために行政として、どんなことができるとお考えですか?

行政は、あくまで子育てのサポート役。

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井戸敏三 兵庫県知事

Q1.知事は子ども時代にどんな大人(こうべイクメン)に憧れましたか?

私の父です。揖保郡新宮町(現たつの市)で材木の仲介などをしていた父は、私が小学校3年生の時に家屋や田畑をすべて売り払い、横浜で商売を始めました。商売には浮き沈みがつきものです。集金が滞り、しばしば金策に苦しんでいました。それでも、よく父は言っていました。「お客さんが苦しいときにどれだけ一緒になれるか、協力できるかが商売の基本」。そして、数十センチにもなる不渡り手形の束を、私たち息子に自慢したものです。そんな父の生きざまを子どもながらに尊敬していたし、またそこから人生を学んできました。


Q2.そんな大人を生み出すのに必要なことは何だと思われますか?

様々な経験、体験を重ねることです。人との信頼関係を何より大切にする父の姿勢も、幼少の頃からの数々の経験により身についたものでしょう。
私自身、父の仕事を手伝う中で、商売は買ってくださる相手がいて初めて成立することに気づきました。そして、相手の立場になって物事を考える習慣が身につきました。これは、県民の皆さんと共に歩む、現在の知事の仕事に役立っています。


Q3.そのために行政として、どんなことができるとお考えですか?

私の場合、自宅が事務所と一体だっただけに、両親の苦労を肌で感じたし、また手伝いを通じて様々な経験ができました。しかし、一億総サラリーマン化している今、子どもたちの経験の領域が狭まっている気がします。だからこそ、行政として体験学習を積極的に取り入れることが重要です。
兵庫県は、小学校3年生の環境体験学習や5年生の自然学校、中学2年生のトライやる・ウィークなど、体系的に体験学習の機会を提供しています。これを通じて、子どもたちは自然の恵みに感謝し、人間も自然の一部であることを学びます。また、地域社会の一員として社会の営みを体感します。こうした実体験が、子どもたちの成長に大きな役割を果たすと考えています。

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湯崎英彦 広島県知事

Q1 知事は,子ども時代にどんな大人(こうべイクメン)に憧れましたか?

私が子ども時代に憧れたのは,科学技術を担う大人たち。
特に宇宙に興味があったので,天文学者や物理学者などに憧れていました。


Q2 そんな大人を生み出すのに必要なことはなんだと思いますか?

宇宙についてもっと深く知るためには,望遠鏡や宇宙船といった機器を作るエンジニア,様々なトレーニングを受ける宇宙飛行士,実験や観測を行う研究者など,様々な人たちの協働が必要です。
子ども達が憧れの中から,将来の夢を見つけ,その実現に必要な力を身につけることは,広島県が推し進める「人づくり」の根幹となる課題です。知・徳・体の一層のレベルアップを図り,考える力やコミュニケーション能力などを育むことが必要だと思います。


Q3 そのために行政として,どんなことができるとお考えですか?

今の子ども達は,物質的に豊かでありすぎるため,自分たちで工夫して物づくりをするという機会が乏しいように思います。
楽しみながら,いろいろなことを自分で体験していけば,自ら考えて解決する力が育まれる。
そういう実体験を通じた全人的な教育を行うため,広島県では,子どもたちが島や山間部に民泊して多世代の地域住民と交流する事業などを行い,自立心や主体性,創造力を育てるとともに,地域ぐるみで子どもたちの健やかな成長を応援しています。

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